日本人の宗教観について知りたい。創価学会は毛嫌いするのに、知名度の高い仏教の位牌の魂入れや開眼供養は信じるのはどうしてか。創価学会に30万払うと「宗教に洗脳されたヤバい人間」と思うが、戒名に30万円払うのは何とも思わないのか。

本当のことを書いておきますよ。
要するに、日本人は仏教に対して無知そのものだと言うことなんです。
無知だから、坊主にだまされて、
金儲けのネタにされるわけですよ。

日本人がどれほど仏教に対して無知か、
例を挙げてみましょう。

真言宗では般若心経をありがたい経典と言います。
般若心経には、お釈迦さんの真実が書かれているというわけです。
だから般若心経を仏様と同じように大切に扱うわけです。

ところが禅宗では、仏教経典のことを、
「教外別伝不立文字」
と説いているんですよねぇ。
どいうことかというと、
「お釈迦さんの本当の教えは、
経典のような文字によって表現されるものではない。
心から心へ伝えられるものだ」
というわけですねー。

この真言宗と禅宗は同じ仏教ですよ。
それなのに、教える内容は全く逆のことですねぇ。

ぼくは仏教を大学で専門に勉強したのですが、
こんな事は、仏教の基本中の基本ですねー。
ところがおそらく、仏教関係者以外で、このことを知っている、
日本人はほとんど、いないでしょうねぇ。

だから、
「高いお金を出して、良い戒名つけてもらえれば、
死んだ人が喜び、成仏することになる」
などと言う、仏教の教えとは関係のないことで、
詐欺にかかるわけですねー。

また、
「仏壇や位牌を処分するときは、
読経して魂を抜かなければ、
亡くなった人が苦しむことになる。
読経代を払うように」
という、バカバカしいウソにも、簡単にだまされるのですねー。

これが、日本人の仏教に関する実態ですねー。
自分がだまされて金を取られていることに
無知であるが故に、気がつかないのですねぇ。
創価学会などを1人前に批判して調子に乗っているのに、
自分の愚かさが自覚できないのですねー。


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