宗教と他の分野との大きな違いは、
宗教は、死後の世界をテーマに含んでいるということです。
だから、宗教を持っていない者は、
命をこの世だけのものと考える傾向があります。
そうすると、
「この世で、どんな悪いことをしようが、殺人を犯そうが、
結局、自分が死ねば、すべて終りなのだから、何でもしてやれ」
と言う危険思想の持ち主になる可能性があります。
昔、ヨーロッパでキリスト教などが人々の日常生活に根を張っていた頃は、
「私は無宗教」と言えば、「何をするか分からない危険人物」
と思われることがありました。
やはり、宗教は倫理、道徳の根本になっているのです。
日本人は、仏教思想によって、幼い頃から、過去、現在、未来に、
この世で為した行動の因果応報を受けると教えられています。
童話などにもよくあるものです。
そういう意味で言えば、宗教思想を身につけているともいえます。
なお、創価学会は、こういう仏教思想を世界的規模で、
一般民衆の中に広げている宗教団体です。
宗教と哲学とは何が違うのか
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