どうして宗教を否定的に管理する中国と、創価学会は、仲良くするのか

創価学会や日蓮仏教について知識のない人には、
なかなか理解のできないことでしょうねぇ。
まず、創価学会批判者が言っているような、
創価学会や池田会長に対する虚像を捨てない限り分からないでしょう。

実際の創価学会や池田会長は、
アンチ創価学会の連中が言っている内容とは、全く違うのですよ。

まず、創価学会が信仰している日蓮仏教というのは、
人間の本質論を説いたものであって、
枝葉末節にこだわるものではないのですねー。
だから、創価学会の基本的な考え方は、
思想、宗教、民族などの差異を超えて、
同じ人間という次元で、手を結び合って、
世界の平和と、人類の幸福を築こうというものです。
これを、第二代戸田会長は、地球民族主義といったのですねー。

だから、池田会長は、共産主義の中国にも、
国教の決められているエジプトにも、独裁体制のキューバにも足を運び、
友好の対話を広めたのですよ。
タチの悪い創価学会批判者やアンチ創価学会に洗脳された連中の、
幼稚な池田会長像とはまったく違うのですねー。

特に中国については、昭和43年、創価学会の学生部総会において、
日中国交正常化提言を発表したのですねー。
この提言の意義は、当時の社会情勢を知らない者は、
なんだかんだと言う資格はないのですよ。

この年の数年前には、
日比谷公会堂で浅沼稲次郎暗殺事件 がおきましたねぇ。
当時の社会党の浅沼委員長が、社会主義を擁護する演説をしている最中に、
17歳の右翼の少年に刺殺されたのでした。
その後、この少年は、鑑別所で、白い歯磨き粉を溶いた液で
「七生報国 天皇陛下万才」と書いて自殺しましたねぇ。

当時は、世の中を社会主義にしようというだけで、
殺されかねない風潮でした。
まして、中国共産党と仲良くしようなどと言えば、
間違いなく命に及ぶような状況でした。
実際、池田会長もこの提言をした以降は、
自宅が右翼の街宣車に取り囲まれたりしたことが、
いくらでもありましたねぇ。
しかしそれを覚悟で、平和のためには、隣人である中国と
まず、国交を結ばなければならないという使命感があったのです。

中国共産党は、この池田会長の命をかけた提言を高く評価しましたねぇ。
これが、両国の国交正常化の「金の橋」となったのです。
このことは、先月、池田会長の逝去について、習近平国家主席から
次のように岸田総理へ弔電があった事でもわかりますよ。

『池田先生は日本の著名な社会活動家であり、
中国国民の古い友人である。
長期にわたり中日友好事業に取り組み、
中日国交正常化の実現に進んで奔走し、
中日各分野における交流と協力の推進に重要な貢献を果たされました』

このような、歴史的に重厚な背景があるからこそ、
今も、中国と創価学会は深い友好関係が結ばれているのです。
くれぐれも、何の知識もない、幼稚でタチの悪い、
創価学会批判者の言うことに、洗脳されないようにしましょう。


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