私たちの生活の中で、無意識のうちにでも、
信じるということが行動の基盤になっていることが多くあります。
例えば、電車や飛行機など、乗り物に乗る時、ほとんどの場合、
その乗り物が事故を起こさないことを信じて乗っています。
スーパーで食料の買い物する時も、
毒が入ってないかどうか疑ってなどいません。
いちいち、疑っていると、それこそ生活に支障をきたします。
安全を信じているからこそ、
乗ったり買ったりという行動が出てくるわけです。
信じることが、確信のある行動の裏付けになっています。
さらに、スポーツなどの練習においても、
自分の限界を超えられると信じることによって、
さらにレベルの高い練習をすることができ、
結果的に、自己の記録を伸ばすことができます。
その他の面においても、信じることによって、
大きく自己の殻を破って成長していくということが多くあります。
日蓮仏教も原理的には同じです。
何を信じるのかというと、最高の自分を信じるということです。
最高の自分とは、人間としての生命の中に存在している、
最も強い生命力のことです。
これを仏と言い、南無妙法蓮華経と言うのです。
よく創価学会員が、信仰の体験として語っている、
病気を克服したとか、仕事の悩みを解決したとか、
良い人間関係を築けた、とか言うのは、
自分が最も強い生命力を出すことによって、
それらの課題を乗り越える力を身につけたということです。
日蓮仏教の最も優れたところは、
様々な悩みを解決する中でも、
自分ではどうすることもできなかった宿命と言われるものまでも、
克服していける力を出すことができることです。
これまで諦めていた自己変革というものを
現実のものとすることができるのです。
これは一部の人の体験ではなくして、
ほとんどの学会員が経験しているものなのです。
自己の中の最高の力を自分が信じ、
それを実際の生活の場で発揮できるように仏道修行することが、
日蓮仏教の、創価学会の根本の教えです。
創価学会の「信じる」ということはどういうことか
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