創価学会は延暦寺をどのように見ているのか

そうですねー、延暦寺を創建したのは、
日本の法華経信仰の第一人者である伝教大師ですねー。
だから、延暦寺の出発地点は、法華経だったわけです。
当然、中国の天台が法華経信仰だとわけだから、当たり前といえますねぇ。

ところがその後の延暦寺の信仰の流れを見てみますと、
法華経信仰がブレてきていることがわかりますねぇ。

叡山第一の座主・義真和尚、第二の座主・円澄大師までは、
開祖の法華経を信仰していました。
ところが、第三の慈覚大師は、漢土にわたって十年間、
顕密二道の勝劣を習いましたねぇ。
そして結論と出したのは、「真言宗は法華経よりも優れている」
というものでした。

この流れが現在も続いていますねぇ。
だから、延暦寺関係の本尊は大日如来ですねー。
さらに、阿弥陀如来や釈迦如来もあります。
要するに、本尊雑乱ですねぇ。

創価学会は日蓮大聖人の法華経信仰ですねー。
だから、学会から見れば、延暦寺は、始めは純粋な法華信仰だったが、
途中から迷いを生じてしまったということですねぇ。
中心者の思想が、
集団全体にどれほど影響を及ぼすかという良い例ともいますねぇ。

学会員が、延暦寺に行くとか、大石寺に行くとか、という事は、
どうでもよいことで、信仰とは次元の違う話ですね。
大石寺の荒廃ぶりを見に、学会員は行っているんじゃないですかねー。
延暦寺には、仏教の歴史を見るためにも行っているんじゃないですかねー。
まあ、創価学会はそんな、
表面的な次元の低い宗教ではないんですよねぇ。


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