創価学会は他宗を排他的に攻撃することが活動の中心だ

当然ながら、時代とともに弘教の方法は変化しますね。
もし変化しなかったとしたら、「原理主義」と言われる、
反社会的、ドグマ的な教団になってしまいますねぇ。
イスラム原理主義などがその良い例です。

創価学会が、これだけ国内は元より世界に広がったのは、
時代の流れや民族、国などの状況を考えて、
弘教をしたからですねー。

日蓮大聖人も「随方毘尼(ずいほうびに)」といって、
仏法の本義に違わない限り、
その地方・その時代の風習に従うべきである、
との原理を説かれていますねぇ。

特に今は、Z世代に創価学会の信仰の素晴らしさを、
どのように説明すれば、賛同してもらえるかが、課題ですねー。
これは別に、創価学会に限ったことではありませんよ。
一般の企業や団体でも同じことですね。

Z世代に「念仏無間、禅天魔 、真言亡国 、律国賊 」
と説いたとしても、通じるわけがないでしょう。
折伏の表現は、最も相手に理解しやすいようにするのが当然ですね。
もちろん折伏の相手が、他宗の僧侶であれば、この4つの言葉も
いくらでも、出してくれば良いわけですよ。

言うまでもなく、折伏の根本は、日蓮仏教が世界最高峰の宗教哲学であり、
それを正統に実践しているのが創価学会である、
というのは、それこそ、時代や国がどのように変わろうが不変ですよ。

ところで、質問者さんが、理解している創価学会の攻撃性については、
誤解があるようですねー。
ただ、この点は、仏教の深いレベルの話なので、
理解しづらいといますが、一応、書いておきましょう。

日蓮大聖人は次のように教えられています。

「総じて円教の意は一毫の惑をも断ぜず。
故に、『一切法は皆これ仏法なり』と云うなり」

法華経のことを円教と言います。
円というのは、欠けるところがないという意味と同時に、
「すべてを含む」という意味があります。
すなわち、念仏、禅宗、真言宗、律宗などは、
仏教哲学からすれば、法華経の外にあるものではなく、
内包されているものであると言うことです。

また次のようにも教えられています。

「智証大師は『始め華厳経より終わり般若経にいたるまでの
四教八教の権実の諸大乗経を、
『漸・頓』と釈す。『泯合』と云うは、八教を会して一大円教に合す」

釈尊が生涯に説いた仏教はすべて、
法華経と言う円教に集約される、ということです。
ですから、質問者さんから見れば、他宗への折伏を
「排他的に攻撃している」
というように感じられるのでしょうが、
「同じ仏教を実践するのであれば、
最高の仏教を実践しなければ、損ですよ」
と教え諭しているのですねー。


投稿日

投稿者: