そうですねー。
その通りですねー。
その通りに実践しているのが創価学会なのですよ。
まず、日蓮大聖人の布教の実態から考えてみましょう。
最初に日蓮大聖人が布教折伏の手段として書いたのが、
「立正安国論」という国家諌暁の書ですねー。
この名前は、高校の日本史の教科書にも出ています。
大切な事は、それを誰に出したのかということですねー。
日本の国全体に対して布教折伏する書ですから、
当然、国の最高責任者に出すべきですねー。
当時は、1260年、大聖人が39歳でした。
京都には、亀山天皇が即位していましたねぇ。
また、鎌倉幕府には、将軍として宗尊親王がいました。
当然、国を代表する人物としてはこの2人ですねー。
ところが、大聖人は、立正安国論をこの2人には提出していないのです。
大聖人が提出した相手は、幕府執権、北条時頼だったのですよ。
おそらく大聖人は、その後の日本の国を実質的に動かす人物として、
天皇でもなければ、将軍でもなく、北条時頼であると考えたのでしょう。
宗尊親王は後嵯峨天皇第一皇子でした。
天皇家の政治介入を嫌った時頼に迎えられましたが、
政治的権限はほとんど与えられなかったのが実態でしたねぇ。
天皇の実質的な政治的影響力が弱体化していました。
大聖人が布教折伏した相手は、
実質的な日本の、最高権力者だったことは間違いありませんねぇ。
大切なのはここですねー。
大聖人は、形式や、自己満足や、理屈で布教折伏をしたのではないのです。
事実として、日本の国に日蓮仏法を広めようとしたのですねー。
大聖人は次のように書いてますよ。
《このこと日蓮独り勘え知れる故に、仏法のため、王法のため、
諸経の要文を集めて一巻の書を造る。よって故最明寺入道殿に奉る。
立正安国論と名づけき》
故最明寺入道殿と言うのは、このことが書かれた時にはすでに亡くなっていた、
執権北条時頼のことですねぇ。
この後、さらに大聖人は、 11人の実質的な権力者に対して、
布教折伏の書を送っているのですよ。
そのことについて次のように書いています。
《大蒙古国の簡牒到来について、
十一通の書状をもって方々へ申せしめ候。
定めて日蓮が弟子檀那、流罪・死罪一定ならん。
少しもこれを驚くことなかれ》
これらの権力者への弘教折伏の結果として、
50歳のとき、佐渡流罪という理不尽な刑罰を受けるわけですねー。
同時に忘れてはならないことは、国の指導者、権力者への弘教折伏と同時に、
鎌倉の地域内に、非常に多くの日蓮仏法の信者が
誕生していたということですねー。
これに対して、他の宗派の教団が危機感を持ち、
幕府権力と結託して、大聖人や門下への迫害を行ったわけですねー。
このように、日蓮大聖人は、弘教折伏においては、
上下2方向からの弘教活動を強烈にすすめたわけです。
これが、日蓮仏法の弘教折伏の原理ですねー。
この原理の通り、全世界に弘教をしているのが、
創価学会にほかなりません。
我田引水ではなく、現在、全世界において、
日蓮仏法を大聖人の原理のごとく、弘教折伏しているのは、
創価学会しかありませんねぇ。
その先頭に立っていたのが池田会長だったわけですねー。
象徴的な人物としては、共産主義社会であるロシアのコスイギン首相、
中国の周恩来総理、社会主義国であるキューバのカストロ議長、
このような国家元首とも直接会って、弘教折伏の対話をしたわけですねー。
実際の話、このようなことをなした人物は、どこにもいませんねぇ。
海外の識者・指導者と池田SGI会長との対談集は、
下記の様に膨大な量ですねー。
文明・西と東(1972年)
リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー(オーストリア)
二十一世紀への対話(1975年)
アーノルド・J・トインビー(イギリス)
人間革命と人間の条件(1976年)
アンドレ・マルロー(フランス)
闇は暁を求めて(1981年)
ルネ・ユイグ(フランス)
二十一世紀への警鐘(1984年)
アウレリオ・ペッチェイ(イタリア)
社会と宗教(1985年)
ブライアン・ウィルソン(イギリス)
第三の虹の橋(1987年)
アナトーリ・A・ログノフ(ロシア)
「平和」と「人生」と「哲学」を語る(1987年)
ヘンリー・A・キッシンジャー(アメリカ)
内なる世界―インドと日本(1988年)
カラン・シン(インド)
二十一世紀への人間と哲学(1989年)
ヨーゼフ・デルボラフ(ドイツ)
「生命の世紀」への探究(1990年)
ライナス・ポーリング(アメリカ)
敦煌の光彩(1990年)
常書鴻(中国)
世界市民の対話(1991年)
ノーマン・カズンズ(アメリカ)
大いなる魂の詩(1991年)
チンギス・アイトマートフ(キルギス)
「宇宙」と「人間」のロマンを語る(1992年)
チャンドラ・ウィックラマシンゲ(イギリス/スリランカ出身)
科学と宗教(1994年)
アナトーリ・A・ログノフ(ロシア)
二十一世紀の人権を語る(1995年)
アウストレジェジロ・デ・アタイデ(ブラジル)
平和への選択(1995年)
ヨハン・ガルトゥング(ノルウェー)
二十世紀の精神の教訓(1996年)
ミハイル・S・ゴルバチョフ(ロシア)
太平洋の旭日(1997年)
パトリシオ・エイルウィン(チリ)
旭日の世紀を求めて(1998年)
金庸(中国)
子どもの世界(1998年)
アリベルト・A・リハーノフ(ロシア)
美しき獅子の魂(1999年)
アクシニア・D・ジュロヴァ(ブルガリア)
健康と人生 生老病死を語る(2000年)
ルネ・シマー、 ギー・ブルジョ(カナダ)
二十一世紀への選択(2000年)
マジッド・テヘラニアン(アメリカ/イラン出身)
希望の選択(2001年)
デイビッド・クリーガー(アメリカ)
カリブの太陽 正義の詩(2001年)
シンティオ・ヴィティエール(キューバ)
新しき人類を 新しき世界を(2002年)
ヴィクトル・A・サドーヴニチィ (ロシア)
東洋の智慧を語る(2002年)
季羨林、蒋忠新 (中国)
東洋の哲学を語る(2002年)
ロケッシュ・チャンドラ (インド)
希望の世紀へ 宝の架け橋(2002年)
趙文富(韓国)
地球対談 輝く女性の世紀へ(2003年)
ヘイゼル・ヘンダーソン (アメリカ)
学は光(2004年)
ヴィクトル・A・サドーヴニチィ (ロシア)
宇宙と地球と人間(2004年)
アレクサンドル・セレブロフ(ロシア)
人間と文化の虹の架け橋(2005年)
趙文富(韓国)
インドの精神―仏教とヒンズー教(2005年)
ベッド・P・ナンダ(インド)
人間主義の大世紀を―わが人生を飾れ(2005年)
J.K.ガルブレイス(アメリカ)
見つめあう西と東―人間革命と地球革命(2005年)
R.D.ホフライトネル(スペイン)
「平和の文化」の輝く世紀へ!(2006年)
エリース・ボールディング(アメリカ)
「緑の革命」と「心の革命」(2006年)
モンコンブ・S・スワミナサン(インド)
地球平和への探究(2006年)
ジョセフ・ロートブラット(イギリス)
美しき生命 地球と生きる(2006年)
ロナルド・ボスコ/ジョエル・マイアソン(アメリカ)
対話の文明―平和の希望哲学を語る(2007年)
ドゥ・ウェイミン(アメリカ)
人間主義の旗を―寛容・慈悲・対話(2007)
フェリックス・ウンガー(オーストリア)
今日の世界 明日の文明(2007)
ヌール・ヤーマン(アメリカ)
友情の大草原(2007)
ドジョーギーン・ツェデブ(モンゴル)
二十一世紀の平和と宗教を語る(2008)
ハービー・コックス(アメリカ)
人道の世紀へ―ガンジーとインドの哲学を語る(2009)
ニーラカンタ・ラダクリシュナン(インド)
文化と芸術の旅路(2009)
饒 宗頤(中国)
天文学と仏法を語る(2009)
ロナウド・モウラン(ブラジル)
人権の世紀へのメッセージ “第三の千年 ” に何が必要か(2009)
アドルフォ・ペレス=エスキベル (アルゼンチン)
明日をつくる“教育の聖業”―デンマークと日本 友情の語らい(2009)
ハンス・ヘニングセン(デンマーク)
教育と文化の王道(2010)
張 鏡湖(台湾)
平和の哲学 寛容の智慧―イスラムと仏教の語らい(2010)
アブドゥルラフマン・ワヒド(インドネシア)
人間勝利の春秋―歴史と人生と教育を語る(2010)
章 開沅(中国)
哲学ルネサンスの対話(2010)
ルー・マリノフ(アメリカ)
平和の朝へ 教育の大光―ウクライナと日本の友情(2011)
ミハイル・ズグロフスキー(ウクライナ)
21世紀のナポレオン―歴史創造のエスプリ(精神)を語る(2011)
プランス・シャルル・ナポレオン(フランス)
新しき地球社会の創造へ―平和の文化と国連を語る(2011)
アンワルル・K・チョウドリ(バングラデシュ)
地球を結ぶ文化力(2012)
高 占祥 (中国)
平和の架け橋―人間教育を語る(2012)
顧 明遠(中国)
希望の教育 平和の行進―キング博士の夢とともに(2012)
ビンセント・ハーディング(アメリカ)
ジャズと仏法、そして人生を語る(2013)
ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター(アメリカ)
明日の世界 教育の使命(2013)
ヴィクトル・A・サドーヴニチィ (ロシア)
母への讃歌――詩心と女性の時代を語る(2013)
サーラ・ワイダー(アメリカ)
人間教育への新しき潮流――デューイと創価教育(2014)
ジム・ガリソン、ラリー・ヒックマン(アメリカ)
平和の哲学と詩心を語る(2014)
スチュアート・リース(オーストラリア)
地球革命への挑戦―人間と環境を語る(2014)
エルンスト・フォン・ヴァイツゼッカー(ドイツ)
生命の光 母の歌(2015)
ユッタ・ウンカルト=サイフェルト(オーストリア)
マリンロードの曙――共生の世紀を見つめて(2015)
ホセ・V・アブエバ(フィリピン)
新たなグローバル社会の指標――平和と経済と教育を語る(2015)
劉遵義(香港)
新たな地球文明の誌を――タゴールと世界市民を語る(2016)
バラティ・ムカジー(インド)
平和の世紀へ 民衆の挑戦(2016)
ケビン・クレメンツ (ニュージーランド)
未来に贈る人生哲学――文学と人間を見つめて(2017)
王蒙 (中国)
日蓮仏法の布教においては、個人の体験も大切だが、世界的規模で平和社会を実現するためには、影響力の大きいリーダー層への折伏こそ、最も現実的かつ効果的な広宣流布の核心ではないか。創価学会は、それを実践しているのか?
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