創価学会の本尊にはなぜ、上行菩薩すなわちバラモン教の「サナト・クマーラ」の名前があるのか?

上行菩薩とサナトクラマは関係ないよ。
関係あるように言っているのは、
三浦関造氏の妄想に過ぎないねぇ。

もちろん、釈尊の属していた釈迦族は、バラモン部族だ。
しかし釈尊は、仏教を創始したとき、
バラモンのヴェーダの儀式を認めなかったし、
また、カースト制も否定したねぇ。

その上、上行菩薩は、法華経の「従地涌出品」
に登場する菩薩であって、バラモンに登場する神々とは、
何の関係もないねぇ。
これを結びつけるのは、妄想以外の何物でもないよ。

さらに、創価学会が信奉する日蓮仏教における、
本尊とはどのようなものか、
日蓮大聖人は次のように教えられているねぇ。

《この御本尊全く余所に求むることなかれ。
ただ我ら衆生の法華経を持って
南無妙法蓮華経と唱うる胸中の肉団におわしますなり》

創価学会の本尊は、妄想やおとぎ話のような神話から、
図顕されているものではないねぇ。
人間の生命の存在の本質を表したものなんだよねぇ。
だから、本尊に書かれている上行菩薩は、
生命の働きの1部の働きを文字化したものなんだよ。


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