国や地域によっては大麻吸引を合法化しているが、SGI(創価学会)の現地法人はそのことに対してどういう立場か?基本的に戒律に則れば”大麻吸引は謗法”だが、戒律を無意味だとする創価学会では大麻吸引も可なのか。

まず仏教について、勘違いしているところがあるので、
指摘をしておきますよ。
「戒律に則れば」と書いていますが、
仏教で戒律を中心に説いているのは小乗経ですねー。
大乗経は「煩悩即菩提」を説きますねぇ。

様々な欲望があるから社会や国も発展し、
人間も幸福な生活ができる、ということですねぇ。
さらに、煩悩があるからこそ悟りを開けるんだというものです。

煩悩は悟りを開くエネルギーになるわけですねー。
これが大乗経です。
創価学会が信奉する日蓮仏教は、大乗経に入りますねぇ。
だから、「大麻吸引は謗法」などというような、
単純なものではないわけです。

さらに、創価学会が世界に広まっている要因として、
随方毘尼(ずいほうびに)と言う仏教の教えが挙げられますねぇ。
このことを日蓮大聖人は、

「仏法の中に随方毘尼と申す戒の法門は、
これに当たれり。この戒の心は、いとう事かけざることをば、
少々仏教にたがうとも、その国の風俗に違うべからざるよし、
仏一つの戒を説き給えり」

と書かれています。これは、
「仏法の本質に違わないのであれば、
それ以外の形式的な事は、少々仏教に反しても、
それぞれの国や地域、時代の流れに合わせて、
より多くの人が信仰できるようにするべきである」
ということです。

従って、大麻吸引についても、その国や地域で、
認められている法律や習慣に従うことになりますねぇ。
例えば、日本のように法律で一夫一婦制が決められている国もあれば、
一夫多妻制の国もあるわけです。
どちらの国であったとしても、
創価学会、日蓮仏教はその社会と矛盾することなく、
広まっていく要素を持っているわけですねー。

このように創価学会の理念が、
社会体制や風俗習慣といったような、
ある意味で表面的なものも超越して、
人間としての最善の生き方を教えているからこそ、
これだけ、世界に広まったわけですねー。


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