くれぐれも、 「願いが叶う」と言う意味を、
勘違いしないでくださいねー。
「神様にお祈りしたら、願いを叶えて救ってくれた」
というような、何か自分以外の力が働いて叶ったというのとは、
まったく違いますよ。
そうではなくて、願いを叶えるだけの実力を
自分の身につけることができるということですねー。
経済力、指導力、知識力、人間的魅力等々 、
これらの力を発揮して願いが叶えられるような自分に
成長するということですねー。
そのためには言うまでもなく、自分1人や家族しか幸せにできないような、
スケールの小さい人間では、
実力が身についているとは言えませんねぇ。
広宣流布とは、世界の多くの人々に日蓮仏教の素晴らしさを
知ってもらうことですねぇ。
そのためには、語学力もそうだし、あらゆる力量が必要になりますねぇ。
より多くの人々にこの仏法教えることができるという事は、
より多くの人々を指導できる力量を身につけることですねぇ。
広宣流布に向けて実証を示していける人は、
自分の願いなどは、十分に叶えるだけの力量を
身につけることができるのですねー。
できるだけ多くの人々を幸せにする学会活動をすれば、
それだけ大きな自分の願いも叶える力量が身につくということですねー。
これらのことを、大聖人は次のように何度も言っていますねぇ。
《法華経はしからず。やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候》
《天台云わく「金光明経に云わく『一切世間のあらゆる善論は、
皆この経に因る。もし深く世法を識らば、即ちこれ仏法なり』と」》
《天晴れぬれば地明らかなり。法華を識る者は世法を得べきか》
これらの御書を実践的に解釈すれば、
「100人の人を幸せにできる学会活動をした人は、
100人の従業員を雇えるだけの会社を経営できる力を
身につけることができる」
ということですねー。
要するに、日蓮仏法、創価学会の信仰というのは、
社会で力を発揮できるような自分になるのが、
目的だということですねぇ
再度、くれぐれも「お祈りしたら願いが叶う」
と世間で言うような、他力本願的なものではないということを、 はっきりと自覚することですねー。