宗教というのは結局、神や仏に助けてもらうものだろう

太古の昔から、超人的な神や仏というのは、
存在するはずがありません。
もしそんなものが存在して、それが人類の歴史や個人の人生に
影響を与えるとすれば、人間も、犬や猫と同じように、
努力の甲斐もなく、運命の中に生かされていくしかないでしょう。

言うまでもなく、宗教は人間の作り出した概念です。
なぜなら、人間がいなければ、宗教は存在しないからです。
「我思う故に我あり」です。

もし、そんな人間の考えだした概念に、人間が振り回されて、
犠牲になるとしたら、こんな滑稽で惨めな事はありません。
人間の作り出したコンピューターに人間が使われ、
犠牲になるのと同じです。

本来、宗教の意義は、人間の幸福のためにあるものです。
人間のための宗教であり、宗教のための人間ではありません。
人間が目的であり、宗教は手段なのです。
しかし、ほとんどの宗教は、宗教が目的となり、人間は手段となって、
犠牲になっているのです。信者は洗脳されて、
自分が犠牲になっていることを知らない場合がほとんどです。

こういう宗教批判の厳しい目で世界の宗教を見ていくと、
人間のための宗教として残るのは創価学会だけです。


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