法華経の釈迦の元はキリストだろう。それを創価学会は証明できるのか

まず質問の内容が、次元の違うものを結びつけようとする、
意味のないものであることを知る必要があります。
質問の内容を別の言い方に変えれば、
「今、地球上に立っている自分の頭の真上を真っ直ぐ垂直に、
どこまでも突き進んだとしたら、宇宙の果てに突き当たる。
なぜなら、この世に無限なものはないから。
それを科学的、論理的に説明せよ」
というのと同じだねー。

「宇宙の果てに突き当たる」というのはニュートン力学的な考え方です。
ニュートン力学というのは、常識的な考え方です。
例えば、 1+1=2というようなものです。
この考え方では、いくら宇宙の果てを考えたとしても、
実証することはできません。
なぜなら、果てがあるなら、
その果てを超えた先にも、
宇宙が存在すると考えざるを得ないからです。

ちょうど、 DNAの考え方から、三世の生命や宿命転換を
捉えようとしてるのと同じです。
DNAの研究の次元から生命の本質は、
捉えられるようなものではありません。

ニュートン力学の限界は、
アインシュタインの特殊相対性理論が出てきて解決できました。
結論は、ニュートン力学に反して、
「宇宙には果てがない」ということが科学的論理的に証明されたのです。
宇宙における、時間や空間や質量というのは、
相対的な速度によって変化する、という真理から解決が導かれたのです。
すなわち、 1+1=2にはならないのです。

この特殊相対性理論は、日蓮仏教で説く「久遠即末法」という、
時間、空間そして宇宙の捉え方を見事に実証しているものでした。
「久遠即末法」という考え方は、これまでの常識的な思考では、
決して納得できるものではありませんでした。
それが、相対性原理という新たな次元の科学が発展することによって、
正しさが証明されてきたのです。
このことが戸田第二代会長が言っていることです。

現在のDNAの医学的分析や調査の延長線上では、
宿命転換や三世の生命に行き着くことありません。
ニュートン力学によって宇宙を捉えようとしてるのと同じです。
もちろん、今後さらにDNAの医学が新たな次元に達した時に、
日蓮仏教の生命哲学と結び合う事は十分に可能でしょう。

「法華経の釈迦の元はキリスト」ということについては、
法華経の真実が理解できていないキリスト教信者が、
我田引水的に主張しているだけのものです。
法華経の本質が理解できている人からすれば、
「何を寝ぼけたことを言ってんの?」
というレベルのものです。普通の仏教学者はこの立場です。


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